Private Lesson
-How to date?-
12thdate
「―――ッ!!」
声も、出なかった。
ダイの長い指先が、自分の体の中に沈み込んでいる。
そのまま、ゆっくりと抜き差しされて。
「どう?痛い?」
―――痛くはない、けど…
「な、んか、ヘン、な感じ……っ」
途切れ途切れの俺の言葉をどうとったのか、ダイは俺自身に手をかけたまま、
それでも抜き差しする指はとめずに。
不意に根本まで埋められたかと思うと、中をぐるりと掻き回されて。
「うぁ……ッ」
「やっぱキツイな…」
慣れない感覚に声を上げると、
背後からぽつりとダイの呟きが聞こえた。
「ちょぉ待ってな」
「ふぁっ」
その言葉と同時に、唐突に中を探っていた指を抜き取られて。
支えを失った身体が、ドサリとベッドに崩れ落ちる。
「ダイ…?」
肩で息をつきながら視線でその行動を追えば、
ダイは自分の鞄をごそごそと漁っていて。
やがて、「これでいいか」という呟きと共にダイが片手にチューブを持って戻ってきた。
「なん、それ…」
「ハンドクリーム。ごめんな、潤滑剤これくらいしかないわ」
「じゅ、潤滑ざ…っ」
あまりにも直接的な言葉に、思わず目を剥く。
そんな俺に構うことなく、ダイは慣れた手つきでチューブからクリームを捻り出すと
ゆっくりとそこに擦りつけ始めた。
「んっ………冷た…」
思わず逃げを打つ身体を、腰に回された手でがっしりと捕らえられて。
ゆっくりと、再び長い指をナカに沈み込まされる。
「ふぁ…っ……」
抜き差しされるたびに、ぐちゅ、と有り得ない音が響く。
慣れない感覚に震える身体。
支えていた腕は既に力が入らず、上半身はベッドに崩れたまま。
腰だけをダイの手に支えられて、信じられない場所を開かれている。
「ダ、イ…」
「ん…?」
背後に、ダイの覆い被さる気配。
剥き出しの背中に、ダイの肌が触れて。そのまま頬に口付けを落とされる。
「もうちょっと、頑張ってな…?」
「ふぅ……っ」
息が苦しくて、最早口が閉じられない。
前に回された手が必死に快感を引き出そうとしてるのはわかるけど、
慣れへん感覚にただただ萎縮していくばかりで。
ナカを探られる感触に、吐き気すら覚え始めていた
その、時。
「―――うぁあァッ」
瞼の裏に、稲妻が走った。
「ン?ココ?」
「や、やめ…っ」
剥き出しの神経を直接抉られるような、とんでもない感覚に
涙目のままで振り返る。
と、不意に息を呑むダイと目があって。
「ヤバイ、その顔…」
そう言って、強引に顎を掴まれて口付けられた。
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